GROUP IN
登録・開業している行政書士の方へ
エニシアが設立された2013年の時点で、私たちは行政書士業界が次のようになるとすでに考えていました。
●行政手続きの電子化、簡素化による代行業としての行政書士業の縮小
●上記に伴うコンサル業としての行政書士業の拡大
●専門性の深化、新しいビジネスへの対応力の必要性増大
●他士業(税理士・司法書士・弁護士)からの参入(資金力・マーケット・マンパワーの差)
上記はどれも現実のものとなってきています。
そこで、エニシアは上記の影響を受けて変化する行政書士業界で生き残るために、法人に所属しながらも自分の個性を生かして働けるような制度をとっています。
ELIGIBLE
次のような考え方をお持ちの方は、是非エニシアへのグループインをご検討ください。
特に、「ジュニアパートナー」以上の立場になれば、自分専属の補助者をつけたり、
歩合給でやった分だけ報酬が増えたり独立性もある程度備えた働き方が可能になります。
(当然、それに見合った成果を出すことなど、求められることも増えます)
DISQUALIFIED
逆に、次のような考え方であればエニシアへのグループインには適しません。
はっきり言って個人事務所の方が自分への還元率は高いです。
法人の福利厚生、職員のスキルアップ、納税、将来に備えての投資及び内部留保等に売上の一部がまわるからです。
案件を受託する行政書士全てが等しくそのようになりますが、それだと不満な方にはエニシアは向いていません。
エニシアでは、行政書士・補助者全員が成長を求められます。ひとりひとりの成長が事務所の成長ひいては発展に繋がると考えているからです。
成長の度合いは人それぞれで、全ての領域において成長を求められるわけではありません。
しかし、「少なくともこれまでの自分と比べてどこを成長させるか」を考えて頂きます。そのため、規模の大きい事務所に所属すれば楽ができるというのは安直な考えです。
エニシアでは、高いクオリティのサービスをできるだけ多くの顧客に届けるために増員を行っています。
そのためエニシアでは長く勤めて顧客に貢献して頂くことを前提にしています。
勤めていく中で方向性の相違や様々な事情があり独立するのは仕方ないことですが、初めから独立前提でのグループインは想定していません。
Message
代表行政書士からのメッセージ
「行政書士としてどう生きるか」
この文章を読んでいる方の多くがすでに開業している行政書士だと思います。当ホームページ全体をご覧頂き、当事務所の「本気」が伝わったのではないでしょうか。
グループとしては別事業を行う関連会社もありますが、士業としては行政書士専業の事務所であり、今後もそれは変わりません。
ビジョンとしては、「ローファームの行政書士版」を目指し、行政書士にできる業務のすべてを高いクオリティで遂行できる事務所にしていきます。
さて、ここであなたがなぜ行政書士になったのかを思い出してみてください。
「法律を扱う職につきたかったから」(私がそうです)
「資格を取れば稼げると思ったから」
理由は様々ですが、そこはあまり重要ではありません。重要なのは、行政書士として今後どうなっていきたいのか、この一点に尽きます。
そう考えている方はこのページを閉じてください。当事務所の最重要理念である「クライアントに良い仕事を提供し続ける」ことと相容れません。しかし、そうではない方で次のような考えがあるのであれば、当事務所で力を発揮することをイメージして頂きたいと思います。
「専門分野を確立し、永くクライアントに感謝される仕事をしたい」
「仕事とプライベートを両立させたい」
「若いうちはバリバリ働いて、年をとったら後進に道を譲りたい」
「皆で成長していく達成感、充実感を得たい」
このような考え方は、エニシアの理念とマッチします。私も幾ばくかの専門分野をもっていますが、決して独占するつもりはなく、事務所内で共有し、いつかは後進に譲りたいと思っています。その辺りは一般企業の事業承継と同じで、それがクライアントのためになると信じています。
行政書士の既存業務は競争が激化しています。同業だけでなく、他士業の兼業化、コンサル会社等の士業化(合法的な範囲で)が進み、零細個人事務所では質量ともに太刀打ちできなくなってきています。また、他士業では大規模事務所化が進んでいますが、行政書士に関しては完全に遅れている状況です。このままでは複雑な案件、大規模な案件に行政書士は手が出せず、大規模兼業事務所・コンサル会社に奪われてしまうでしょう。
「いつかは自分も経験を積んで・・・」という考えもあるかもしれませんが、その「いつか」はいつ来るのでしょう?行政書士最大の利点は「未経験でも開業できる」ことにあるという記述も見られますが、それはそのまま最大の弱点に繋がっています。「開業しても経験値が上がらない・蓄積に時間がかかる」という弱点です。
個人事務所で数年がかりで得られる経験値を、エニシアではその何分の一の時間で得られます(分野によりますが)。
その浮いた時間を別のこと(さらなる自己成長・収入アップ・私生活の充実など)に回せるとしたら・・・?
新たな業務を開拓するにしても、情報収集力・人海戦術・資金力・時間的余裕があればより速い展開が可能です。当事務所としても新規業務の開拓ができれば、「行政書士ファーム化」に一歩近づくので、可能なかぎり全力で推進します。
率直に言って、個人で行政書士事務所を開業する方の中には甘い考えの人がかなりいます。そのため、ここではオブラートに包むことなく厳しいことを書いています(甘い考えの人には入ってほしくないので)。
当事務所は精神論や根性論での働き方はありませんが、『良い仕事』をするために妥協はしません。
「行政書士としての将来の自分」を想像してもらい、エニシアで「真の」専門家として仕事するイメージを持って頂けたら幸いです。
とは言え、開業している方にとってエニシアに入ることは個人事務所の廃業を意味します。大変な決断です。
ですから、エニシアに入ったら自分はどうなるのか、エニシアに入ってどうしていきたいのか、是非話し合いましょう。
その上で当事務所へのグループインを考えてください。お問い合わせ、ご相談を心よりお待ちしています。
もし、以上の趣旨に賛同頂ける方がいれば、問い合わせフォームからご連絡ください。